インヴァスト証券がオートパイロットが自動売買をするという新しいFXサービス「トライオート」の提供を開始

インヴァスト証券がトライオートの取り扱いを開始

2014年2月14日、インヴァスト証券は、2014年3月中旬より、相場の方向はトレーダーが決め、後はオートパイロットが自動売買をするという新しいFXサービス「トライオート」の提供を開始すると発表した。

 

裁量FXにおける最大の難点を克服することを目的に、2年の歳月をかけて独自に開発した新しい考え方に基づき、相場予測や戦略の組み立てなど、「人間の得意な分野」は投資家が担当し、リスク管理や決済など「人間が苦手な分野」はオートパイロット(システム)に担当させるというコンセプトで、「相場予想」(3方向)、「エントリー・タイプ」(4種類)と「損益スタイル」(9種類)を選択するだけで、オートパイロット注文を簡単に作成することができるという。

 

これにより、運用資金(証拠金額)や投資スタイル(リスク量)を選択化することによるポートフォリオ運用の提案など、あらかじめ、投資家が自分の投資スタイルの方向性をいくつかの基本的な判断要素へと因数分解したうえでリスクを軽減していく手段が拡充している。

 

これにより、投資結果に対する精神的な許容レベルとリスク管理に対する肌感覚を身につけると共に、よりロジカルな裁量取引に向けた結果検証と運用手法の改善につながることで、ひとり一人の投資リテラシー向上につながることに期待したい。

 

また、2014年1日月17日、オスピスは、岡三オンライン証券に提供中のFX自動売買サービス「アルゴトレード」レート365」において、提案型サービス「オスピス推奨ポートフォリオ」をリニューアルしたと発表した。(2016年4月時点ではサービス停止)

 

リスクを低減し、堅実なリターンを得ることを目的に、運用を行う際にその対象を複数に分散させる投資手法として、利用者が運用資金(証拠金額)と投資スタイル(リスク量で分類した3タイプ=慎重型/標準型/積極型)を選択することで、合計10パターンのなかから、より投資家の運用スタイルにフィットしたポートフォリオ運用の提案を行っていくという。

 

インヴァスト証券のトライオートとの比較も楽しみである。

クレジットリスクが台頭する世界

世界の金融市場を考えると米国、ユーロ、日本ともに信用不安いわゆるクレジットリスクが台頭している。クレジットカードの使い道や、資産運用としてのFXには十分注意が必要であろう。